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2010.08.31
食べ方/レシピ/豆知識
タネの袋などを見ると、F1とかF1品種と書いてある事があります。
F1品種と聞くと「なんだろう?」と思われるかもしれません。
F1は「ファースト・フィリアル・ジェネレーション(first filial generation)」の略で、直訳すると"最初の子供の世代"となります。

人為的に異なる品種や種を交配させて、親よりも優秀な子ができる事を利用した育種方法で、輸送に便利なように形がそろい、日持ちがするような優秀な子が作り出されました。
ただ、この性質は一代限りで次の世代の子供には受け継がれません。その為、種を取って育てても次は同じものが出来ないのです。
それに対し、昔野菜は、懐かしい味を持つ野菜です。
ここでは昔野菜としましたが、固定種や在来種などがあります。
固定種は自然交配や選抜をしながら育種をしてきた野菜で、種を取って育てると親と同じような性質の野菜が出来ます。
在来種は、ある地方で長年栽培され、その地方の風土に適応した品種で、丹波の黒豆や京野菜など、他の地方ではうまく育たないような品種もあります。
具体的にダイコンを例に挙げると、良く見る青首ダイコン(耐病総太り)はF1品種で、病気に強く太さも均一、形も揃っていて輸送に便利、さらにすが入りにくいという優等生で、市場に出回っているのは青首ダイコンばかりです。
確かに農家にとっても消費者にとってもありがたいダイコンなのですが、一方で特徴のあるバラエティに富んだダイコンは消えていってしまいました。
たらみファームで栽培されているものの中には、固定種の野菜もあります。
まだ1年目なので購入した種から育てていますが、上手く育てば次の年に取れた種から育てる事が出来るかもしれません。そうしていくと、畑に野菜が合ってくると言われています。たらみファームに合ったいろんな野菜が、上手く育ってくれるのを楽しみにしています♪
(写真は、固定種の野菜というわけではありません)
参考文献
岩崎政利 関戸勇 「つくる、たべる、昔野菜」 新潮社
(檸檬)