たらみファームブログ

植物が本来持っている力を知りそれを手助けする農法、たらみ農法の栽培技術や取り組みについてレポートしていきます。

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「メロンとスイカのタネ」

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2010.08.24

その他

たらみファームではスイカの収穫期を迎えています。
フルーツ工房の本店でもお買い求めできます。


ところで、メロンとスイカどちらが好きですか?
さまざまな嗜好があるかと思いますが、こんな意見を耳にしました。

「タネがあるスイカは...あまり好んで食べないよ」と。


20100824-625.jpg


個人的な思い出で恐縮ですが、小学生の時に初めて出会った「タネなしスイカ」が衝撃的で...
「タネがないのに...どうやってこのスイカはつくられているのだろう...」と心配になり当時の担任の先生に質問しました。

すると、先生は「大丈夫。タネなしスイカの種は他につくる方法があるんだよ。」と教えてくれました。
しかし、よく理解できず「タネなしスイカ=よくわからないもの」と深く記憶されました。

年を重ねる毎に、タネなしスイカは染色体数を変化させることで作出されていると知ったのですが、
結局のところ幼い時の記憶のせいかタネがあってこそスイカだと思ってしまうのです。


話がそれてしまいましたが、メロンもスイカも同じウリ科の植物なのに
メロンはタネをスルっとスプーンなどで取り除けて、スイカはそうはいかないのは不思議です。


その違いは、食べている部分が植物の何に由来しているかが違うからです。
メロンの食べる部分は果皮(かひ)の一部分です。
スイカの食べる部分は胎座(たいざ)です。
胎座とは、子房のなかの後に種子となる胚珠のついている部分です。
トマトのゼリー部分もこの胎座と呼ばれる部分です。


植物の気持ちになってみると、
タネは次の世代を残すのに重要となるところ。
自由に移動できないので、移動できる動物たちに食べてもらって、あちこちに次の世代を残そうと。
タネを食べてもらえるように、タネの周りを美味しくさせているんじゃないかと。思うのでした。

(オハナ)